【ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク】スパルタ人

ゴッド・オブ・ウォー ラグナロクはじめました。9日発売だって知らなかった
前作やってから何年くらい経っただろう？
地味に楽しみにし続けてた続編だったので嬉しいです。
変わらぬクレイトスさんの嵐のような暴れっぷりに安心感を覚えます。
バイオレントなんだけど、暴虐もあまりに容赦が無くて洗練されてると美しさすら漂ってくるような、それがシリーズを重ねてきて年季の入った様式美めいた暴力なんですよね 。
あくまでクレイトスさんとしては眼前の敵に集中してたら周りが大変な事になってた。くらいの温度でダイナミックだけど淡々と、ハイテンポに破壊がもたらされる様はクセになる独特の空気感があります。
TVのリモコン手に取るくらいのノリで、傍らに生えてる大木引っこ抜いて肉体目掛けてフルスイングするのがザラにあるのは他ではなかなか見られないと思います。
今回は冒頭からミーミルが寡黙なクレイトスの心情面を引き出してくれるので、クレイトスなりに不器用に息子に向き合おうとする想いが垣間見えやすくほっこりしますね。やがて世界の命運を左右するのかもしれない、それでもれっきとした1人の育ち盛りの男児にどこまで手を差し伸べどこを尊重すべきか、そんな揺らぎの中で探り探りやっている祖父と父のようなヒゲハゲ2人。なんだか愛おしい。これがゴッド・オブ・ウォー萌えですか。地獄みたいな響きですね。
あと吹き替えの仕様上か、成長してもまだまだ無邪気さを残したアトレウスの日本語ボイスが、戦闘や移動中の細かい所で急に英語版そのままの逞しめな青年ボイスに変わるのがじわじわきます。ﾌｩﾝ！
ちなみにノリと勢いで初見難易度GOD OF WARです。対戦よろしくお願いします。