You褐Shock

愛で 肌が 黒くなる

Misskeyが面白い話

Twitterをそれなりに長くやって来て、人並みにSNSの酸いも甘いも味わってきたつもりですが、こと最近は音楽性の不一致を強く感じるようになり。
そんな時に出会ったのがMisskeyでした。

Misskeyを知ったきっかけはTwitterFF14アカウントのTLに流れてきたMisskeyのスクリーンショット「極与謝野晶子討滅戦マクロ」。
もう名前からして意味わからんし大好きなんですが、特徴的かつ圧巻だったのはカスタムスタンプの存在でした。
所謂LINEのスタンプみたいな、特定のキャラクターであったりネットミームの定型文なんかをユーザーが作って共用できて、現在進行形で増え続けていて、これらを組み合わせたネタ投稿の破壊力がまぁすごい。あれです、ニコニコのMAD動画とか好きな人はツボに刺さると思います。
そんなのもあるの!?っていうのだらけで適当に文字打って変換で出てくる候補を眺めているだけで笑えてしまいます。

実際に初めてみて3日目くらいですが、Misskey独自の文化として、上記のカスタムスタンプを使った緩くてフラットなコミュケーションがあります。
よく見掛けるメインのユーザー層としてはTwitterから移住してきた絵師さんが多いように見受けられますが、例えば私みたいなタイプがTwitterで絵師さんに何か反応したいとなった時、リプライひとつ送るにもこんな事だけ送ってもな〜…とか、他のフォロワーになんか見られたくないな〜…だとか、色々しょうもない事を考えてしまい結局いいねだけ押して終わるって事が多いんですが、これがMisskeyではカスタムスタンプひとつにある程度の情報量を込められるので、ネタであったり共感であったりの反応を送ったり送られたりする事のハードルが低く、気が楽なんですよね。交流したいけど変に目立ちたくない引っ込み思案のジレンマをうまく解消してくれてるなと感じます。有り難い。

加えてMisskeyのタイムラインはフォローの有無に関わらず絶えず色んな人の投稿が流れてくるので、Twitterと違い1度フォローした事で外しづらくなったりだとか、変な忖度が働かないのでしがらみが生まれにくい。
Twitterに感じていた居心地の悪さの最たるものとして、自分の好きだったコンテンツに関して、特定の人を囲う形で「〇〇さんが〜〇〇さんだから〜」という関係性ベースに界隈が出来ていってしまい、その界隈の声ばかりがどんどんデカくなり、ある種現実以上にドロドロした世間が形成されていく状況があったんですが。(ミュートもスカスカで自衛もしづらいし)
Misskeyは個人の力やメリットでつながる事がベースではなく、同じ共同住宅に住んでるご近所さん同士でちょっぴり面白おかしい雰囲気を作ろう!という空気を感じて居心地が良いです。初期のTwitterの空気を感じる人もいるんじゃないでしょうか。

恐らく今後Twitterは創作や配信の宣伝やビジネス運用だとか明確に発信したい物がある人向けに、昔ながらのくだらなくてたまに少しあったかいインターネットを求める人向けにはMisskeyといった感じに棲み分けされていくのかなぁなんてぼんやりと思ってますが。
新参にレターパックで現金送らせようとしてるのに何故だかほんのりあたたかいMisskeyとしばらくやっていきたいなと思います。
TwitterFF14のスクショ投稿用にまだまだ続けます。